こんな遺言は無意味

自筆証書遺言はお金もかからないし、いつでも自分一人で作成できるのがいいところ。

ところが・・・時々こんな書き方してる人がいます。

日付が、平成○○年〇月吉日 ← 平成○○年〇月〇日、と日付まで入れないと無効です。
夫婦連名で一つの遺言書を作成 ← 面倒でも一人一通ずつ書かないと無効です。

「○○銀行の預貯金はママに」← 夫はスナックのママを愛人にしていたため、夫の死後、妻とこのママとの間で大喧嘩。

「自宅はお母さんへ」← 夫の母、つまりお姑さんがまだ存命だったため、妻とお姑さんの間で「お母さんとは私のことだ」と言い合い。

はすべて長女に」← 遺産の中に預貯金だけでなく金の延べ棒もあったため、「かね(現金と金の延べ棒両方)」のことなのか「きん(金の延べ棒だけ)」のことなのかで兄と妹で争いに。

「マンションは長男に任せる」← 「任せる」とはマンションの「管理をする」のことなのか「相続させる」という意味なのか、解釈のことで兄弟間で大揉め

笑い話のような話ですが、おかしな遺言を書いてしまう方は意外と多いのです。
こんな遺言を残したことで、かえって争いの種を生んでしまっては、元も子もありませんね。